【症例】細やかな内服コントロールの調整を行い、日中の活動性が上がったパーキンソン病・認知症のご利用者様

症例

80代男性。内服コントロールしているも疾患によるON・OFF現象やウェアリングオフ現象が強く出ており、急に動けなくなることや自律神経障害なども著明に出現しておりました。
朝の内服に時間を要したり、食事提供時に覚醒不良で食べられなかったりと、日中の活動が制限されたり、ご本人の思うような生活を送れないことに対して、往診先と密にコミュニケーションを取り、細かな内服や貼付薬の調整を繰り返し行っていきました。
薬の調整後は、スタッフ同士で昼夜の様子を細かくアセスメントし、多職種で連携したことで今では夜間しっかりと休め、起床時の覚醒も良好、そして日中も活動性が上がったことで食欲も増加しておりご本人も体調が良いと話されることが多くなりました。パーキンソン病では特に、内服コントロールも難しく、細かな調整が随時必要となりますが、今後も連携を取りながら、ご本人の生活リズムに合わせた介入を提供できるようサポートしていきます。