【症例】自宅での生活習慣に近い形の生活ができるようになった悪性脳腫瘍末期のご利用者様

症例

70代女性。ADLはほぼ自立で軽度言語障害がありますがコミュニケーションも可能な方。
病院からご入居された方で、ご本人のルーティーンがある方でした。入居された当時は食事に対してや、毎日飲んでいた牛乳を飲めないことに不満を話され、施設での生活に慣れないことに併せて、ご本人もストレスを抱えている状況でした。
そこで、介入時に近くのコンビニへ買い物同行を提案すると行くことを希望され、毎日飲んでいた牛乳に加えて好きなお菓子なども購入し、初めて笑顔を見ることが出来ました。
それからは、毎日のルーティーンであった毎朝牛乳を飲むという習慣が戻り、少しずつ口数も増え、笑顔で挨拶を返して下さるようになっていきました。このようにナーシングホームではご自宅で過ごされてきた生活習慣により近い形にできるようにサポートさせて頂きます。