【症例】看護師による訪問にて年末年始ご自宅で過ごすことができた卵巣がんのご利用者様

症例

70代女性。医師から余命半年の宣告をされ、徐々に病状が悪化していく中でのご入居でした。
年末年始に外泊の希望があり、最期の思い出に長年過ごしたご自宅で年末年始を好きなものを食べて過ごしたいという思いがありました。約1週間と長期の外泊でしたが、ご本人とご家族と入念に計画を練り外泊を行いました。外泊時に体調を崩すこともありましたが、看護師による定期訪問や緊急訪問を実施し、施設に戻られました。
「思い残すことはなくなった。本当にありがとうございます!」と笑顔で自宅での出来事を話される姿が印象的でした。住み慣れた環境で自由に自分らしく生きることが、利用者様の精神的安寧に繋がると思います。できることが限られている中で、ご本人のやりたいことを最大限叶えられるようこれからも支援していきます。