がん末期の入居者様。
入居時には、杖歩行で入居されましたが、歩行が不安定になってきたタイミングで、歩行器への切り替えがスムーズに行えた事で、その後もご自身でトイレに行くことが出来ていた。下肢の浮腫については、訪問看護介入時に下肢マッサージや足浴を取り入れる事で、ご本人様もとても喜ばれていた。今までの生活歴やご家族様のお話等、スタッフに対してもたくさんお話しして下さり、ご自身のご病気の事もしっかり理解された上で入居されている為、「最期にこんなに皆さまに良くしてもらえて幸せ」という内容を複数名のスタッフに話していたと伺いました。最後まで穏やかに、ご本人様のペースで生活されていたのが印象的であったのと、我々はご家族様が入居前の見学に来られる事が大半ではあるが、ご本人様の施設入所へのお受入れの状況についても、気にかけて入居を進める事が、ご本人様の施設での生活の穏やかさにも繋がる事の理解が深まったケースとなりました。