ベストリハナーシングホーム ≪受け入れ事例㉑≫

そのほか

がん末期の入居者様。入居当初より、「これからの過ごし方」というパンフレットを活用してACP(人生会議)をお兄様とともに行いました。それをもとに、ご家族様とのかかわりの時間やご友人との時間を大切に過ごしていただきました。体動がご本人様では困難となってからは、より介護士が関わる事が多くなりましたが、ご本人様のADLの低下に合わせて、迅速に介入時間の変更を対応出来ていました。声が入居当初より出しづらい状態とはなりましたが、コミュニケーションボードを作成し、お互いに諦めずにコミュニケーションを取り続ける事が出来ていたので、要望を拾い続けられたと思います。

お兄様もご本人の気持ちを尊重し、最期の時間を一緒にお過ごしになられ、ACPを初期に行うことでご家族のケアも行えた事例でした。