がん末期の男性利用者様。
週金曜日に訪れる移動スーパーを楽しみにされています。現役時代はスーパーを経営されていて、いまでも販売品について豊富な見識を持っており、いくスタッフに教えてくださいます。
今日はたまたま懐かしい駄菓子を見つけ、思わず手に取られ「昔、孫と一緒に食べたなぁ…」と、彼は満面の笑顔でおっしゃいました。
がん末期を患う彼にとって、もしかしたら最後の買い物になるかもしれません。それでも、自分で選び、自分で支払いをすることができる喜びをかみしめられているようです。
お部屋に戻って、涙を浮かべながらその駄菓子を食べる姿を見て、移動スーパーをお願いしてよかったとスタッフ一同実感しています